あなたのピアノ買取相場を知るには

ピアノ買取での運搬費用について

日本ではピアノはとてもポピュラーな存在。爆発的に普及した80年代には国内でのピアノ普及率は20%を超え、世界でも有数のピアノ普及率を誇っています。 しかし一方で使われていないピアノも、このうちの7割を占めており、その数はおよそ700万台ともいわれています。

ある程度古いピアノでもしっかりとメンテナンスを施せば、新品同様に蘇ります。 近年では日本以外の国、特に中国でのピアノ需要が大きくなっていて、こういった使われていないピアノを買い取って、メンテナンスを施し中古ピアノとして販売するという市場が活発化しピアノ買取が盛んです。

このピアノ買取において、買取価格に大きく影響を与えるものとして知っておきたいのが運搬費用(搬出費用)です。

多くのピアノ買取業者では、ピアノの運搬費用については無料となっています。 実際にはピアノ本体の買取価格から、運搬費用を差し引いた金額を買取価格として提示しているわけですが、この時の運搬費用は、特殊作業とよばれる料金を除いての設定となっていることを理解しておく必要があります。

ピアノ買取業者の運搬時の特殊作業とは

運搬時の特殊作業とは、設置されている部屋からピアノを搬出する作業が容易ではない場合に行う作業のことをいいます。具体的には下記のような作業です。

特殊作業とは

1階の部屋で、ピアノを楽に搬出できる玄関や窓と隣接している設置場所であれば、一切必要のない作業ですが、そうでない場合にはこういった作業に伴い特殊作業料金が上乗せされることになります。

階段の搬出

2階以上の部屋から搬出する場合、階段をつかっての搬出の場合です。 ただ、階段の傾斜が急であったり、ピアノが通れるだけのスペースがない、曲がり階段でピアノが通れないなどの場合には、階段を使っての搬出は困難です。

小型クレーン(ユニック)を使っての搬出

2階の部屋に設置されているピアノで、階段が使えない場合には、小型クレーン(ユニック)を使って窓からピアノを搬出することになります。ユニックとは2トン車トラックの荷台にクレーンが付いているタイプの車をいいます。 この小型クレーンは、対応できる重さや高さにもよりますが、およそ2階から3階ぐらいの部屋からの搬出の場合に使われます。

大型クレーンを使っての搬出

3階以上の部屋に設置されているピアノを搬出する場合で、エレベーターや階段が使えない場合には、大型クレーンを使って搬出することになります。

小型クレーンや大型クレーンを使って搬出する場合の料金については、こちらでくわしく解説していますので参考にしてみてください。

手吊りでの搬出

小型クレーンも大型クレーンも入れない立地条件の場合、滑車や専用の器具を用いて手吊りで搬出することになります。対応していない業者もあるので該当する立地条件の場合には事前に確認しておく必要があります。

解体して搬出

上記のどの方法でも搬出が困難な条件の場合、ピアノを解体して搬出することになります。比較的高い料金となる場合が多いので、出来れば他の方法で搬出できたほうが無難であるといえるでしょう。

これらの特殊作業が必要な場合には料金が上乗せとなります

上記のような特殊作業が必要となる場合には、通常は無料とされている運搬費用とは別に特殊作業料金が上乗せとなってきます。買取査定申し込み時には、設置場所や搬出方法についてもしっかりと申告しておくことで、ある程度は事前にわかるようになっていますが、現場に来てみないとわからない部分もないとはいえません。そういった意味でも、申し込み時に搬出方法について出来うる限りの確認をしておくことをおすすめします。